【実例付き】キッチンリフォームの費用相場やタイミングを解説

リフォームの中でも人気の高いキッチンの交換工事。最新のキッチンを取り入れることで、使い勝手や収納量、お掃除のしやすさが格段にアップします！

しかし、キッチンをリフォームするうえで費用やタイミングが気になる方は多いのではないでしょうか。

当記事では、工事費用の相場やリフォームすべきタイミングを解説します。

ビフォーアフターの実例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

キッチンリフォームの費用相場をチェック！

キッチンのリフォームにかかる工事価格の目安

リフォームとしては50～100万円が相場と言われ、この価格帯であれば各メーカーのスタンダードな製品を選択できます。

現状と異なる形状を選ぶと付帯する配管工事や内装工事が必要になるため高額になるケースが多く、一方で、レンジフードなどキッチンの一部分のみの交換・取付であれば数万から数十万円程度で納まる場合もあります。

発生する可能性のあるオプション工事

通常のキッチンリフォームには以下の内容が含まれます。

• 仮設工事：搬入路やキッチンまわりの養生、工事後のクリーニング費用など
• 解体工事：既存キッチンの解体、廃材処分費
• 電気・給排水設備工事：キッチン解体・取付にともなう電気配線、給排水管の工事
• キッチン本体費用：レンジフードやコンロ、食洗機等を含むキッチン設備
• キッチン取付費：新規キッチンの取り付け
• 諸費用：運送費や交通費、施工会社の利益分

 

しかし、これ以外に既存の床・壁・天井を解体・復旧したり、一部間仕切りのレイアウトをかえたりする場合には、さらに以下の工事が発生します。

• 大工工事：床・壁・天井などの解体、復旧のための下地作り。キッチンボード、フローリング貼りなど
• 内装工事：復旧部分のクロス、クッションフロア貼りなど

また、リフォームのタイミングで食器洗い乾燥機やIHクッキングヒーターを導入するといったパターンも多いでしょう。ただし、これらも追加の給排水管や電気配線が必要になります。別途追加になる工事を把握したうえで、全体予算を逐一確認していきましょう。

 

キッチンをリフォームすべきタイミングは？

キッチンの耐用年数は約20年

また、IHクッキングヒーターやガスコンロ、レンジフードや食器洗い乾燥機などの設備機器は10年が目安です。これらの不具合は漏電や火事などにつながる恐れもあるため、適切なタイミングでの交換をおすすめします。

キッチンリフォームを考えたい4つのタイミング

1. キッチンの劣化：設備の故障した、汚れ・サビ・傷が目立つようになった
2. ライフスタイルの変化：子供が増えた、仕事を始めた
3. 欲しい機能ができた：時短家電が欲しい、最新機器を使いたい
4. 家全体のリフォーム：フルリフォームでキッチンも一新したい

キッチン設備の故障などのほかに、上記の内容があればリフォームを考える最適なタイミングです。

毎日長時間使い続けるキッチンは、ライフスタイルに合わせ機能や形を選びなおすことで効率的な暮らしが実現します。キッチンがお気に入りの空間となれば、億劫な家事も楽しくはかどるものに変化するかもしれませんね。

 

キッチンリフォームのビフォーアフター実例

辰巳工務店にて行ったキッチンリフォームのビフォーアフター実例を紹介します。

実例①おしゃれな対面キッチンへリフォーム

before／長年使われたキッチン。対面の食器棚も収納が足りずものが所狭しと並びます。

　

 

after／増改築に合わせキッチンもフルリフォーム。ボッシュの大容量食器洗い乾燥機を導入し、パントリーも備え付け、オープンでもすっきりとおしゃれなキッチンになりました。

　

事例②収納たっぷりの最新型システムキッチンへリフォーム

before／ステンレスシンクとガスコンロ台があるだけのシンプルなキッチン。換気扇も昔ながらのタイプです。

 

after／シロッコファンやビルトインコンロ、大容量の吊戸棚を備えたシステムキッチンを採用しました。きれいな木目がお部屋のインテリアともマッチしています。

事例③こだわりを詰め込んだスタイリッシュなキッチンにリフォーム

before／オーソドックスなシステムキッチン。お施主様がご購入された中古住宅の既存状態です。

 

after／これまでのイメージを一新し、スケルトンのステンレスキッチンを採用。壁はお施主様自らカラー珪藻土を塗り、レトロ感とオリジナリティ溢れる仕上がりになりました。

事例④既存設備を活用しながら海外風キッチンにリフォーム

before／スタンダードなシステムキッチン。正方形タイルが少々時代を感じさせます。

 

after／既存のレンジフードとガスコンロを再利用しながらも、キッチン本体を一新し、対面のカウンターを新設。額縁タイプ＆くすみカラーで上品かつおしゃれなインテリアになりました。

事例⑤フローリングも貼り替え明るい広々キッチンにリフォーム

before／もともと大きな2層シンクが付いた広いキッチンでしたが、機能もデザインも古く感じました。

 

after／最新型システムキッチンへのアップデートともに、フローリングも貼り替え。明るく使いやすいキッチンになりました。

 

キッチンのリフォームを成功させるポイントは？

ショールームなどで実物を確認する

キッチンリフォームを検討する際は、メーカーのホームページや実例集などを見て理想のイメージや取り入れたい設備を具体的に思い描いていく方が多いでしょう。

しかし「インターネットやカタログで見るイメージと実物が違う」と感じることも多いものです。メーカーのショールームでは色や素材の確認だけでなく、収納の使い勝手やカウンター・吊戸棚の高さのチェック、オプションの詳細など、細かい部分を体感することができます。

セレクトした内容でメーカー見積りとイメージパースを作ってもらえることも多いため、可能な限りショールームへ足を運びましょう。

 

お手入れを考慮する

キッチンをきれいに使いやすく保つためには、日々のお手入れを適切に行うことが大切です。

近年はオープンキッチンや吊戸棚のないタイプも人気ですが、必要なものが十分に収まるか、どの程度カウンターを片付けられるかを事前に考えなければ、雑多なキッチンになってしまいます。

さらに、掃除の手間が少ないレンジフードなども展開されていますが、それに応じた追加費用もかかります。共働き世帯には嬉しい食器洗い乾燥機も、お皿洗いが苦ではない方にとっては使いこなせない可能性もあるでしょう。

費用対効果とキッチンにかけられる手間を考慮し、実際の生活を熟考しながら選択していくことが大切です。

 

複数社に相見積もりを取る

同メーカーかつ同仕様のキッチンでも、施工会社によって価格は異なります。

さらに、付帯する内装工事や設備工事がある場合は大きく工事費が変わるケースがあるため、複数社見積もりを取ることで理想的なリフォームを行える可能性が高まります。

「安ければ良い」というものでもありません。保証内容やデザインの提案力、担当者の相性なども会社により異なるため、複合的に比較することが重要です。

 

まとめ

今回は、キッチンリフォームの相場や工事すべきタイミング、ビフォーアフターの実例、さらにリフォーム成功のポイントについてお伝えしました。

キッチンリフォームは大掛かりな工事ですが、室内のイメージを一新しながら暮らしやすさを格段にアップさせるとても楽しいリフォームです。

ぜひワクワクとした気持ちを持ちながら、今回お伝えした情報を参考にして計画を進めてくださいね。

 

辰巳工務店では、お問い合わせフォームや電話・メールにて、リフォームに関するご相談を承っております。お見積りは無料ですので、ぜひ気軽にお問い合わせください。