全国的な地価高騰の傾向は福岡県も例にもれず、特に福岡市近郊などの都心部ではマイホーム取得へのハードルが高くなってきています。
さらに、注文住宅は建売住宅や中古住宅よりも建築価格が高いため、好みやこだわりを存分に反映するのは難しいケースが多いでしょう。しかし、いくつかのポイントを押さえることで、予算内に抑えながらもおしゃれな注文住宅を実現することは十分に可能です。
今回は、福岡でおしゃれな注文住宅を建てるためのポイントを、間取り、内装、外観の項目に分けわかりやすくお伝えします。
デザイン性の高い素敵なマイホームを実現したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ー 目 次 ー
おしゃれな注文住宅を建てるためのポイント
まずは、具体的なプランニングを始める前に検討すべきポイントを紹介します。
いずれも、注文住宅の計画進行における軸となる点です。家族全員で相談しながら入念に検討しておきましょう。
デザインテイストを決める
おしゃれな注文住宅は、統一感のあるデザインにより洗練された雰囲気を出すことができます。主に内装デザインについて、採用するテイストを決めましょう。
住宅会社のホームぺージやSNSを参考にしてもいいですが、モデルハウスやカフェ、ショールームなどで実物を見ると好みがはっきりとわかりやすくなります。
プランニング担当者との打合せ時に伝えられるように、画像などを残しておきましょう。
優先順位を明確にする
「居間の家で不便な点は何か」「新しい家で実現したいことは何か」というように、現状の悩みや新たな希望を洗い出しましょう。
まずはすべてを書き出したリストをつくり、次に優先順位をつけていきます。絶対に譲れない条件やこだわり、生活上必要な間取りや設備は最優先事項として、あとは好みやライフスタイルを考慮して取捨選択していきます。
最初に優先順位が明らかになっていれば、計画途中に無駄な要素を盛り込んだり、迷いが生じたりすることも少なくなるでしょう。限られた予算内に収めるためにも大変重要な作業です。
使い勝手やメンテナンス性も考慮する
おしゃれさを重視した家は、生活感を消したりデザイン性を重視したりするために使い勝手が悪くなりがちです。
生活動線がスムーズになる間取りや、掃除のしやすさに配慮した素材・デザイン選びなどで、暮らしやすさを重視するプランニングを心がけましょう。
例えば、いつもきれいな玄関を実現するため、シューズクロークを兼用した家族用の上がり口を併設する、洗面台に水シミやカビが発生しにくいように、無垢材や大理石でなくメラミンや人工大理石のカウンターを採用する、といった案が考えられます。
住宅会社選びにこだわる
おしゃれな注文住宅を実現するには、デザイン力のある住宅会社を選ぶことがとても大切です。
ホームページやモデルハウスなどを参考に、「希望のデザインテイストを実現できるか」「住み心地がいい性能が確保できるか」といった内容をチェックしていきましょう。
いくつか候補を絞ったら、ぜひ複数社から見積もりを取ってみましょう。ケースによっては同じような内容で数百万円もの差が生じることも。見積もり依頼のための打合せには多くの時間を要しますが、コストパフォーマンスの良さや対応力、相性の良さなど、あらゆる重要な点を比較検討できます。
おしゃれな注文住宅の間取りのポイント
ここからは、おしゃれな注文住宅を建てるためのポイントを具体的に解説していきます。まずは、間取りのポイントをチェックしていきましょう。
開放的な空間を意識する
天井が高く広々と明るい空間は、快適さとおしゃれさを演出するのに欠かせない要素です。
家族が集まるリビングは、吹抜けや勾配天井などを採用して開放的な空間にするのがおすすめです。シーリングファンやスケルトン階段などと合わせれば、よりおしゃれな空間になるでしょう。
住まいの顔である玄関に吹抜けを採用するのもおすすめ。おしゃれな照明を設ければ、開放的でスタイリッシュなスペースになります。
収納計画にこだわる
物が散らかり雑然とした部屋は、とてもおしゃれとは言えません。新築時だけでなく入居後もきれいな空間を維持するためには、片付けやすい収納を計画することが大切です。
クローゼットなどの扉付き収納は、空間がスッキリと見えるメリットがありますが、扉の開閉に手間がかかります。一部をオープン棚にして、素材感のあるバスケットやケースを用いて収納すれば、荷物をサッとしまえて便利です。
衣類や荷物を片付けやすいように、玄関やリビング、洗面室横にファミリークローゼットを設けたり、キッチンにパントリーを設けるのもおすすめです。
おしゃれな注文住宅の内装のポイント
次は、内装のポイントを紹介していきます。
配色バランスを考える
内装に使用するカラーは、3色以内に抑えバランスに考慮しましょう。
インテリアの色彩計画では「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」という3つの色を踏まえて、コーディネートを検討することが基本です。配色バランスは以下の内容を参考に決めることで、洗練されたインテリアを表現しやすくなります。
- ベースカラー【70%】:床、壁、天井など
- アソートカラー【25%】:大き目の家具やカーテン、ラグなど
- アクセントカラー【5%】:置物やアート、クッションなどの小物
本物の素材を取り入れる
内装に本物の素材を使用することで、高級感のあるおしゃれさを演出できます。
無垢材のフローリングやカウンター、大理石やステンレスのキッチントップ、タイルや漆喰・珪藻土の壁材など、質感を楽しめる素材を採用してみましょう。
予算的に厳しいという場合は、部分的に採用するのがおすすめ。家の中心であるLDKに用いたり、玄関やトイレ、洗面室など狭いスペースで使用したりすれば、上質な素材感を効果的に見せられます。
照明・家具もこだわる
注文住宅では照明や家具にもこだわることで、さらにデザイン性が増します。
照明については、ベースとなる部分にダウンライト、デザイン的な見せ場となる部分にペンダントライトやブラケットライトを用いればメリハリのあるおしゃれな空間づくりが叶います。寝室やリビングには、リラックス感と高級感が両立する間接照明の設置もおすすめです。
設置する家具は、内装のデザインテイストにマッチしたものを選びましょう。カラーバランスなども考慮して選べば、統一感のある洗練された空間になります。
おしゃれな注文住宅の外観のポイント
注文住宅のデザインを考えるとき、内装や間取りに比重を置く方が多く、外観については後回しになってしまう場合も少なくありません。しかし、外観は家のイメージを大きく左右します。最後まで入念に計画していきましょう。
シンプルにまとめる
複雑な形状の家や、さまざまな外装材・カラーを採用した家は設計難易度が高いものです。後悔なくおしゃれな家を実現するのであれば、外観はシンプルなものを採用しましょう。
フラットな壁面や、厚みのないスッキリとした屋根、厳選された素材を使用した外装は、洗練されたスタイリッシュさを演出します。
ただし、フレンチスタイルや和風などの強いテーマを持った家であれば、必ずしもシンプルが政界ではありません。採用するテイストの施工実績が豊富な住宅会社で、さまざまな提案を受けましょう。
タイルや板を張る
内装と同じように、外装にも本物の素材を使用するとワンランク上の上質感が演出できます。
タイルや杉板、塗り壁を採用すれば、建売住宅などでは再現できないオリジナリティあふれる住まいになります。モダンな魅力を追求するのであれば、比較的安価なガルバリウム鋼板を外壁に貼るのもおすすめです。
「タイル風」や「木目調」のサイディング材などは、メンテナンス性が高いもののチープに見えやすい場合もあるので、採用する場合は種類や見せ方を工夫しましょう。
窓の形・位置・大きさにこだわる
窓の位置や大きさは部屋の間取りを反映して自ずと決定される場合が多いですが、このようなケースでは野暮ったい印象の外観になってしまう可能性が高くなります。
家のメインとなる外壁面には、一般的な引き違い窓ではなく縦長や横長、真四角などデザインが洗練された窓を採用したり、左右上下に連窓を用いて全体のまとまりに配慮したりことで、見栄えのいいおしゃれな家になります。
福岡でおしゃれな注文住宅を実現するには?
土地価格や建築価格が高騰し続ける福岡では、狭小地や変形地を取得して注文づくりを検討する方も少なくないでしょう。
福岡でおしゃれな注文住宅を実現するには、依頼する住宅会社が十分なデザイン力・提案力を持っていることはもちろん、土地特性を熟知し、該当エリアでの施工実績が多いことが重要です。
ゼロからつくり上げていく注文住宅は、計画時や工事中、入居後にも想定外のトラブルが発生する恐れがあります。地域密着型で活躍する会社であれば、すでに地元での信頼が厚く、万一の際にも迅速に駆け付けてくれる安心感があるでしょう。
まとめ|福岡でおしゃれな注文住宅を建てるなら辰巳工務店へ
今回は、福岡でおしゃれな注文住宅を建てるためのポイントを紹介しました。
ライフスタイルや快適性・実用性にも考慮しながら、洗練されたおしゃれな注文住宅を実現しましょう。
上質な自然素材を使用した家づくりを行う辰巳工務店では、敷地の魅力を最大限に引き出しながら、デザイン性と快適性が両立するマイホームを実現します。
福岡で注文住宅をご検討の方は、辰巳工務店までお気軽にご相談ください。