マイホームの新築工事やリフォーム工事にはどの程度の期間が必要なのか?

念願のマイホームを新築する、もしくは長年住んできたマイホームの一部をリフォームするといった場合、気になるのが工事期間です。とくにマイホームの新築や建て替え、工事期間中は住み続けることが難しい大規模なリフォームやリノベーション、増改築などの場合、工事期間中の仮暮らしをする家も探し、契約する必要があります。そんな気になる工事期間についてまとめてみました。

1.新築工事は工事期間よりも準備期間にゆとりを

まずはマイホームの新築についてです。マイホームの新築工事に必要な期間に関しては、家の規模にもよりますが、2ヶ月~半年ほどが一般的です。さらに外構工事が必要な場合は、ここに3週間ほどの外構工事期間が必要となります。 しかし、マイホームの新築工事の場合、気にするべきは工事期間よりも準備期間かもしれません。

1-1.マイホームの新築は期限を決めずに始めるのがおすすめ

マイホームを建てようと考える方の中には、最終的に完成する日程にある程度期限を決めて始める方が意外に多くいらっしゃいます。その期限とするタイミングで多いのが、お子さんの学校に関係するものです。 お子さんが小学校や中学校に入るタイミングで、新築のマイホームを完成させて通わせたいという方が多く見られます。

もちろん、お子さんの入学のタイミングで心機一転新たな生活を始めるというのは、非常に気分もよく、マイホームを購入する大きな理由にもなるでしょう。 しかし、新築工事に期限を決めてしまうと、どこか納得がいかない部分があっても、期限を意識するばかりにそのまま新築工事に入ってしまう場合があります。工事をする側としては、当然工事期間を無理に縮めることはできません。そうなると短縮するのが準備期間となってしまいます。 新築工事を行い、納得のいくマイホームを建てるためには、最終的な期限は設けず、余裕をもって準備を始めることがおすすめです。

1-2.準備期間に行うこと

では、マイホームを新築する場合、準備期間に何をするのかをまとめておきます。まずは何よりどこにマイホームを建てるのか土地を決め、どのような家を建てるかイメージを作り上げます。まずはイメージの段階ですので、予算や規模については無視して、どのような家にしたいか、部屋数はどうするかなど、自身の希望をはっきりさせておきましょう。

どのような家を建てるかイメージができたら、実際に建設してくれる会社に相談に行きます。ここで専門家に土地の広さや地盤などをチェックしてもらい、どのような家が建てられるかをチェックしてもらいます。建設会社はお客様の予算と希望を聞き、できるだけそれに沿えるような建設案を提案します。今度はその建設案を見ながら、最終的にどのような家を建てるかを検討していくのです。 マイホームを新築する準備はこれでもまだ終わりません。続いては内装に関して決めていきます。壁紙や天井の色、デザインから、細かいところではドアノブのデザインまで、細かなところを決めていきます。すべてが決まってからようやく新築工事がスタートです。

建設会社との打ち合わせは、お客様のお仕事のない日に行いますので、主に週末になります。何度も打ち合わせをすることを考えると、それだけでも何か月も必要になります。また土地選びでも、将来のことを考えれば慎重に選ぶべきですから、これも数か月から長ければ1年単位で時間がかかるでしょう。 このように新築工事の準備期間にはやることが多く、納得できるマイホームを作り上げるには、期限を決めずに取り掛かるか、できるだけ早めに動き出すのがおすすめということになります。

2.リフォーム工事はどのくらい期間がかかるのか?

リフォーム工事に関しては、どの程度のリフォームかで期間も大きく変わります。おおよその目安でいうと、1~3ヶ月程度が一般的です。リフォームに関してはその規模などにより、期間だけではなくいろいろなことが気になるかと思いますので、少しだけ触れておきましょう。

2-1.リフォーム工事中は自宅にいていいのか?

これも工事内容にもよりますが、自宅で生活できる範囲でのリフォーム工事であれば、ご自宅に誰かいていただいたほうがいいというのが業者側の意見になります。基本的には事前の打ち合わせ通りにリフォーム作業を続けますが、現場の状況次第では、家主の方の判断が必要になるケースが発生することも。 またご自宅に訪問する方や、配送の荷物が届いた場合なども、ご家族がいないと現場の職人では対応できませんので、できるだけ在宅をお願いすることが多いかと思います。

ご自宅で生活ができないほど大掛かりなリフォーム、増築、改築の場合は、いったんほかの住居で仮住まいという形になるでしょう。仮住まいをする場合は、お客様ご自身で仮住まい先を探していただき、一時的に引っ越しをしていただきます。家財道具に関しては、リフォーム工事に影響がないものは置いたままでも問題ありませんが、貴重品や高額品に関してはトラブルを避けるためにも、引っ越し先にお持ちいただくのが一般的です。

こうした一時的な引っ越しに関しては、引っ越し業者によっては、専用のプランを用意し、さらに仮住まい先に収まらない家財道具をトランクルームなどで預かってくれるサービスもあるようです。こうした業者を利用していただく形になります。

2-2.工事期間中に職人への気遣いは?

新築工事にしても、リフォーム工事にしても、工事期間中職人に対してお茶などのお心遣いをいただくことがあります。こうした行為は必ず必要ということはありませんので、お仕事を休んだり、無理をしてまで気遣いしていただく必要はありません。 ただし、マイホームの工事の進捗などが気になり、お時間に余裕がある場合は、お茶などを持参していただけると職人としてもありがたいのは間違いありません。そのときに工事の進捗状況や、気になることなどがあればどんどん職人にお聞きください。職人もわかりやすいように丁寧に対応してくれるはずです。

3.まとめ

マイホームの新築やリフォーム工事などは、その大きさや規模によって前後はあるものの、一般的に新築で2~6ヶ月程度、リフォームで1~3ヶ月程度かかります。これらの期間を無理に縮めると、現場に負担がかかり、思わぬミスが起こることもありますので、できれば十分に余裕がある日程を想定しておいていただけるとありがたいです。

私たち「辰巳工務店」が現場に派遣するのは、専門の知識と経験が豊富な職人たちです。十分な工事期間をいただければ、お客様の希望に沿いつつ、お客様の想像以上の仕上がりを提供できる職人ばかりですので、安心してお任せください。 工事に関するご相談も、懇切丁寧に承っております。

お客様にとってのマイホームは、最高のものでなくてはいけません。時間はかかってもお客様に満足していただけるご提案をさせていただきますので、新築、リフォームなどを考えていらっしゃる方は、ぜひ一度お問い合わせください。もちろんご相談、お見積りに関しては無料にて承っております。