垣根に自然素材を使用する魅力とは?詳しく解説

垣根で生垣・竹垣を検討しているなかには、「人工物」にするか「自然素材」にするかで、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。自然素材を使用する魅力はどのようなところにあるのか、本記事では垣根に自然素材を使用するメリットについて紹介します。

1. 自然素材の魅力は

まず自然素材を活用する魅力とは、一体どのようなところにあるのでしょうか。

自然素材を活用することで、垣根に次のような変化があらわれます。

1-1. 四季折々の変化

生垣を設置すると、植物がフェンスの役割をするため、季節によって植物の色味を楽しめます。春になれば青々とした木々が垣根を覆い、冬になると黄色・赤身がかるといった、フェンスに変化が生まれるのです。 人工物は常に同じ色合いで、変えるためにはみずから全体の色味を変える必要があります。しかし自然素材は自然に色合いが変化するため、季節ごとの楽しみが増えるのです。

1-2. 素材の匂いを感じることができる

自然素材を使用すると、素材そのものの匂いを楽しめます。竹を使用するのであれば、竹自身の匂いを感じられるのです。人工物では感じられない特徴なので、設置すると自然を感じながら過ごせることでしょう。

1-3. 見栄えが良い

人工物に比べて自然素材は生きているので、長期にわたりよい見栄えを維持できます。人工物のフェンスは管理をしっかりしていないと、劣化が進み見栄えが悪くなってしまうことがあります。手入れをしっかりしていれば、自然素材は人工物に比べて見栄えがよいこと覚えておくとよいでしょう。

1-4. 人工物に比べて調湿性がある

自然素材は生きているため、季節に応じて変化をします。最大の特徴は調湿機能です。湿気の多いときには、湿度をある程度吸収するという特徴があります。

2. 気を付けるべきこと

自然素材はさまざまな魅力がある一方で、気をつけておかなければならないポイントもいくつかあります。

以下のようなことに気をつけて、設置をするようにしましょう。

2-1. 職人のスキルによって仕上がりが左右される

自然素材は繊細なので、設置する時期によって微妙に素材が変化します。素材の変化を考えずに設置をすると、「設置したときはきれいだったのにしばらくすると素材が膨張してしまい、形が崩れてしまう」というトラブルもあるのです。 技術力の高い業者が担当をすれば、素材がどのように変化をするのかを計算しながら設置するため、設置後に形が変化してしまうという心配はありません。職人のスキルによって、設置する竹垣の仕上がりが大きく異なるため、依頼をする際は業者を慎重に選ぶようにしましょう。

2-2. 定期的なメンテナンスが必要

自然素材は人工物に比べて、劣化スピードが速いというデメリットがあります。とくに梅雨明けや台風後には、素材が大きく劣化してしまうこともあるのです。さらに見た目だけでなく、害虫による被害も考える必要があります。 長期にわたり放置していると、大規模な修繕工事が必要になってしまうことがあります。日ごろから定期的に、状態を確認しましょう。メンテナンスといっても、状態を目視で確認する程度で問題ありません。竹の色が剥げてしまう、植物が枯れてしまうといったときに業者を呼び、対処してもらいましょう。

2-3. 費用が高い

自然素材を使用した垣根は、人工物を使った垣根に比べて費用が高いという問題があります。同じ条件で設置をしても、1坪あたりの価格が1万円程度高くなってしまう可能性があるのです。 すべての素材を自然のものにすると費用が高くなってしまい、予算オーバーしてしまうこともあるでしょう。そういった際には自然素材と人工物を調和するか、費用を提示して業者がどこまで作業が可能なのかを、あらかじめ提示してもらうといった工夫をしましょう。

3. 業者の選び方

自然素材で垣根を設置する際に、最も重要となる業者はどのように選定すればよいのでしょうか。

自然素材で垣根を設置する、業者選びのポイントを紹介しましょう。

3-1. 実績の豊富な業者に依頼をする

最も重要なことは、業者の実績です。過去に自然素材を活用した垣根作りや造園作りを、どの程度経験していたのかを知っておくとよいでしょう。 判断する際にはまず、制作実績を確認しましょう。実績では自分が依頼しようとしている垣根の制作を確認します。技術の高い業者になると、どのような工程で作業を進め、実際に使用した素材はどのようなものかを明確に提示していることがあるのです。技術力の高さがわかる業者を選ぶようにしましょう。

3-2. 地域密着の業者を選ぶ

自然素材の垣根はすぐに破損してしまう可能性があります。いくら技術力の高い業者に依頼をしても、発注した業者が遠方の業者であれば、対応に時間が必要になってしまうケースもあります。 依頼する際は、地元で長きにわたり垣根・造園に携わっている業者を選ぶようにしましょう。万が一トラブルが発生してもすぐに対応してもらえるので安心です。

4. まとめ

自然素材を活用すると、垣根が人工物に比べ魅力的なものに変化できます。これから垣根を自然素材で検討している方は、スキルの高い業者に依頼をしましょう。

「辰巳工務店」では、お客様にあわせた工事をします。皆様からのお問い合わせを、心よりお待ちしております。